【株式市場】「日経平均は大幅高で8日続伸、4月以来の3万円台回復、次の内閣への期待が継続

株式市場 取引所

◆日経平均は3万181円21銭(265円07銭高)、TOPIXは2079.61ポイント(16.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で13億2022万株

 9月8日(水)後場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東1)が一段ジリ高など、引き続き半導体関連株が強く、資生堂<4911>(東1)はワクチン接種進展による行動制限緩和への期待などが言われて一段と強含み、映画の松竹<9601>(東1)もジリ高。日経平均は前引け値より50円ほど低く始まり、中盤まで横ばい推移だったが、14時過ぎからは鹿島<1812>(東1)などの上げが目立ち、日経平均も上げ幅を拡大して8日続伸。終値での3万円台乗せは今年4月5日以来となった。

 後場は、レーザーテック<6920>(東1)が一段高となり、キヤノン<7751>(東1)、三社電機<6882>(東2)も半導体関連株の一面が注目されて高い。アディッシュ<7093>(東マ)は学校のオンライン授業増加による需要増への期待などで再騰一段高。ニッポン高度紙<3891>(JQS)や田中化研<4080>(JQS)はトヨタ自<7203>(東1)の次世代電池開発への大型投資計画が好感され活況高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり13億2022万株(前引けは6億2990万株)、売買代金は3兆6724億円(同1兆7202億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1599(前引けは1336)銘柄、値下がり銘柄数は474(同713)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けも28業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、情報通信、パルプ紙、金属製品、銀行、サービス、精密機器、卸売り、鉱業、石油石炭、化学、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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