【株式市場】日経平均は14時過ぎから出直り2日続伸、鉄鋼株など再び上げる

◆日経平均は3万447円37銭(65円53銭高)、TOPIXは2097.71ポイント(6.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億3544万株

 9月13日(月)後場の東京株式市場は、鉄鋼株が再びジリ高となりJFEホールディングス<5411>(東1)の上げが目立ち、海運株の中では川崎汽船<9107>(東1)がジリ高。半導体株は堅調持続となり、前週に日経平均が3万円を回復する途上の動きに似てきたとの見方があった。一方、自動車株は減産などを受けて弱もみあい。日経平均は取引開始から14時過ぎまで3万300円(約80円安)前後で小動きを続けたが、終盤に第一生命HD<8750>(東1)や大手銀が値を上げるとともに出直り小幅高続伸となった。TOPIXは1990年8月以来の高値に進んだ。

 後場は、ENEOSホールディングス<5020>(東1)が原油市況高など材料にジリ高基調を続け、資源株が上げ幅を保って強いため大手商社も住友商事<8053>(東1)など中盤から一段ジリ高。バリオセキュア<4494>(東2)はHEROZ<4382>(東1)との提携が好感され買い気配のまま大引けまで値付かずでストップ高。ENECHANGE<4169>(東マ)は1ヵ月続く上げ相場の需給が一段と引き締まったとの見方で吹上げ高となりストップ高。IMV<7760>(JQS)は電気自動車の開発に伴う需要が一段拡大とされ9月配当の増配もあり一段と出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は11億3544万株(前引けは5億7319万株)、売買代金は2兆8504億円(同1兆4609億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1534(前引けは963)銘柄、値下がり銘柄数は554(同1102)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、石油石炭、銀行、倉庫運輸、保険、鉱業、水産農林、食料品、繊維製品、精密機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る