バリューデザインは「IT導入補助金」が好感され後場一段と出直り拡大
- 2021/9/14 14:31
- 株式投資ニュース
■8月下旬の下げ回復に転じるか注目強まる
バリューデザイン<3960>(東マ)は9月14日の後場、一段高となり、13時50分過ぎには10%高の2899円(272円高)まで上げて出直りを強めている。13日付で、2021年度「IT導入補助金」のIT導入支援事業者に採択されたと発表し、同社製品の販売促進要因として好感されている。
発表によると、「独自ブランドのクラウド型電子マネー発行サービス『Value Card(バリューカード ASP サービス)』」、「メールやSNS等を通じて簡単に送ることができる、デジタルギフトサービス『Value Gift』」など5つのサービスが補助金対象に認定された。これらのツールを補助対象の中小企業などが導入する際に、導入にかかる費用の一部に対し、補助金が交付される。
このところの株価は、筆頭株主JNSホールディングス<3627>(東1)による株式売却が発表された8月下旬に大きく下げ、その後直近まで底練り相場となっていた。下げ回復に転じ底練りを離脱するか注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)