幸和製作所が後場上げる、福祉器具の大手で「100歳以上の高齢者、最多更新」など材料視
- 2021/9/14 15:11
- 材料でみる株価
■第1四半期は売上高21%増加、連想買いが流入の見方
幸和製作所<7807>(JQS)は9月14日の後場、動意を強め、14時過ぎには6%高の1286円(70円高)まで上げて7月の年初来高値1346円に向けて出直っている。業績が回復基調である上、昼にかけて「100歳以上の高齢者、最多更新」と伝えられ、福祉器具の大手として連想買いが流入したとの見方が出ている。
ヤフーニュースは同日正午前、ANNニュース(テレビ朝日系)の「100歳以上の高齢者が過去最多、8万6千人超える」との報道をアップした。同報道は、「来週月曜日は敬老の日ですが、全国で100歳以上の高齢者が8万6000人余りと、これまでで最も多くなったことが分かりました」などと伝えた。
7月15日に発表した第1四半期の連結決算(2021年3~5月)は売上高が前年同期比20.8%増加し、営業利益は同4.6倍となった。株価は発表の後ストップ高を交えて急伸した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)