【株式市場】上海株安など気になり日経平均は軟調だが材料株など強い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万706円15銭(65円25銭安)、TOPIXは1667.03ポイント(3.88ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億9127万株

チャート14 26日後場の東京株式市場は、円相場が前場に比べて円安基調になったためトヨタ自動車<7203>(東1)が13時頃に一時堅調転換するなどで、日経平均も堅調に転じて一時14円36銭高(2万785円76銭)まで上げる場面があった。ただ、上海総合株価指数が約4%安の大幅続落と伝えられたため様子見気分があり、大引けにかけては再び軟化して2日続落となった。中で大手銀行株や空運株などは堅調。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小幅続落となった。

 個別物色の色彩が強く、半導体製造装置のTOWA<6315>(東1)が大和証券の投資判断開始などを材料に前後場ともストップ高を続け、日本エンタープライズ<4829>(東1)はトヨタ向けに車載アプリを公開との発表などが好感されて一時ストップ高。IBJ<6071>(東2)は婚活サイト拡充効果などに期待が根強く連日高値を更新し、テリロジー<3356>(JQS)は標的型メールによるサイバー攻撃対策の新製品が伝えられてストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億9127万株(前引けは10億9894万株)、売買代金は2兆2666億円(同1兆770億円)。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は682(同567)銘柄、値下がり銘柄数は1053(同1163)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、銀行、保険、繊維製品、空運、倉庫・運輸、証券、商品先物、などだった。

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