オープンハウスは連日高値、業績・配当予想を増額修正し営業利益1000億円乗せなど好感される

■9期続けて過去最高の売上高、利益になる見込み

 オープンハウス<3288>(東1)は9月17日、一段高で始まり、取引開始後は6440円(140円高)まで上げて資本移動などによる株価変動考慮後の上場来高値を連日更新している。朝8時、今9月期の連結業績予想、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。

 今9月期の連結業績予想を全体に増額した中で、売上高は今年5月に発表した前回予想を2.2%上回る8050億円の見込み(前期比39.8%の増加)に、営業利益は同じく4.2%上回る1000億円の見込み(同61.0%の増加)に見直した。「上場来9期連続して過去最高の売上高、利益を更新」。営業利益は初の1000億円台に乗る見込みとなった。

 8月中旬から証券会社による投資判断の引き上げが相次いでおり、株価は9月16日まで5日続伸。発表リリースには、通常あまり見受けられない前期実績比が記されているほか、2022年9月期の業績予想の発表日も記されており、気配りがひと味違う印象だと評価を.強める様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る