【株式市場】日経平均は次第高となり一時183円高、米半導体株高など好感される

◆日経平均は3万485円11銭(161円77銭高)、TOPIXは2096.61ポイント(6.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億4488万株

 9月17日(金)前場の東京株式市場は、米SOX(半導体株指数)の連日最高値を受け、昨16日は反応が鈍かった信越化学<4063>(東1)が3日前につけた最高値に迫るなど、半導体関連株が活況高。日本郵船<9101>(東1)などの大手海運株も昨日の取引時間中の高値に迫り活況高。日経平均は64円高で始まり、午前10時前から次第高となって11時にかけて183円24銭高(3万506円58銭)まで上げ、前引けもこの水準を保った。

 電気興<6706>(東1)が活況高となって値上がり率上位に食い込み、本日の「iPhone13」シリーズ予約開始を受けて5G電波の弱点克服ソリューションに注目再燃ととされ、ミダック<6564>(東1)は廃棄物処理の増量申請など注目され急伸。日鍛バルブ<6493>(東2)と京写<6837>(JQS)は業績回復幅拡大の期待など言われて急反発。Birdman(バードマン)<7063>(東マ)は新進気鋭のアーティストやクリエイターと連携した新事業への期待衰えず3日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は5億4488万株、売買代金は1兆4872億円。1部上場2187銘柄のうち、値上がり銘柄数は1006銘柄、値下がり銘柄数は1061銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、海運、倉庫運輸、医薬品、サービス、情報通信、空運、陸運、保険、石油石炭、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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