■東・西日本の広範囲で見頃は平年並から平年より遅い予想
ウェザーニューズ<4825>(東1)は、「第一回紅葉見頃予想」を発表した。
今年も既に大雪山系(北海道)や立山の室堂平(富山)では葉の色付きが始まっている。北日本の平野部では10月下旬から11月上旬にかけて、東・西日本の平野部では11月中旬から下旬にかけて紅葉シーズンを迎える見通しで、東・西日本の広範囲で見頃は平年並から平年より遅い予想。
今夏の暑さや大雨による影響はほぼ見られず、葉の状態は昨年よりも良い傾向にあることが確認できている。今後も適度な日差しと雨が見込めることから、全国的に鮮やかな紅葉が期待できそう。10月中旬にかけて、台風や低気圧の影響も懸念される。
スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では、16日から『紅葉 Ch.』をオープンし全国の名所約800か所の見頃予想日やスポット情報を公開している。なお、「第二回紅葉見頃予想」は10月中旬の発表を予定している。
◆2021年「第一回紅葉見頃予想」
<見頃時期:広い範囲で平年並だが、関東平野部と西日本の山沿いは平年より遅い予想>
葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早くなり、高いと遅くなる。今秋は、北日本や東日本で9月前半の気温が平年に比べて低かった影響で標高が高い山では色付きが進んでおり、平年より早く見頃を迎える見込み。ただし、北日本や東日本は10月から11月にかけて気温が高い傾向となるため、平野部では平年より遅い見頃を迎える予想。
西日本は10月の気温が平年より高い傾向となるため、山沿いでは平年よりも見頃が遅くなりそう。一方、11月になると気温が平年並で推移し、平野部では平年並の見頃を迎えるところが多い見込み。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)