クレスコが年初来の高値を更新、全体相場が下げる中で好業績などに注目集まる

株式市場 銘柄

■第1四半期87%増益、投資の基本・業績に立ち返り選別買いの様子

 クレスコ<4674>(東1)は9月21日、時間とともに上げ幅を広げ、午前9時50分にかけては2170円(84円高)まで上げ、4日ぶりに年初来の高値を更新し2018年以来の高値に進んでいる。第1四半期の連結営業利益が前年同期比87%増となるなど業績が好調。NYダウの一時970ドル安、日経平均の600円安といった全体相場の中で、市場関係者からは、投資の基本である業績に立ち返り、好業績銘柄を改めて選別買いする動きが活発化しているととの見方が出ている。

 受託ソフト開発、組込型ソフトウェア開発などを行い、第1四半期(2021年4~6月)は生産性向上効果に加え一部不採算プロジェクトの解消などにより連結営業利益が前年同期比87.4%増の7.99億円となるなど好調だった。3月期の予想連結営業利益は38.2億円(前期比10.5%増)。収益構造が下期型である上、第1四半期の段階での受注が好調なため強含む期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る