国際紙パルプ商事は自己株消却など好感され値上がり率1位に躍進

銘柄

■所有する自己株式の全部、10月1日付で消却へ

 国際紙パルプ商事<9274>(東1)は9月24日、時間とともに反発幅を広げ、午前10時40分にかけて16%高の397円(56円高)まで上げて2018年以来の高値に進んだ。この時間帯、東証1部銘柄の値上がり率ランキング1位に躍進している。22日付で自己株式の消却を発表しており、株式価値の向上を買う展開になった。上昇来の高値は478円(2018年7月)。

 普通株式183万2998株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.44%)を2021年10月1日付(消却予定日)で消却すると発表した。上記の消却する株式の数は、8月31日時点で同社が所有する自己株式の全部に相当するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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