アピリッツは6日ぶりに反発、業績予想鈍化を織り込み9月末の株式3分割を材料視

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■今年の9月末の株式分割の権利確定日(買付期限)は9月28日

 アピリッツ<4174>(JQS)は9月24日の後場、5%高の2300円(116円高)で始まった後も堅調に推移し、6日ぶりの反発相場となっている。続落が始まる前日の9月14日に第2四半期決算と1月通期業績予想の減額修正、9月末の株式3分割を発表。業績鈍化が影響してきたが、直近になって業績動向は織り込まれ、株式分割に向けた買いが郵政になってきたと見られている。今年の9月末の株式分割の権利確定日(買付期限)は9月28日。

 2021年9月30日現在の株主の所有する普通株式を1株につき3株の割合で分割する。1単元(100株)当たりの投資金額が3分の1に低下するため、新たな投資家層の参入が見込める。新規参入の場合、業績動向が重視されるが、第2四半期決算(2021年2~7月)では、今期リリースした新作ゲームタイトルについて当初予定していた収益が見込めなくなったことにより残存簿価の全額を減損損失として計上したこと、8月から「けものフレンズ3」の運営主体となり、コストコントロールを進めていること、など、前向きの処置を講じている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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