ミクリードは一段と出直る、居酒屋などへの食材通販に回復の期待

株式市場 銘柄

■休業要請などで顧客飲食店の営業が大幅に減少していたが

 ミクリード<7687>(東マ)は9月27日、9%高の1206円(102円高)まで上げて6月18日以来の1200円台を回復し、一段と出直りを強めている。「個人経営の居酒屋をメインとした中小飲食店への業務用食材の通信販売を主な事業とし」(同社HPより)、「緊急事態宣言」の9月末解除がほぼ確定的とされるにつれ業績回復などへの期待が再燃する相場になった。

 7月に発表した第1四半期決算(2021年4~6月)は、各利益とも赤字改善となったが、3月通期の予想については、「緊急事態宣言の発出や飲食店への休業・時短営業要請、外出自粛等の影響により、当社顧客である飲食店の営業が大幅に減少しており(中略)現時点での算定が困難であるため未定」とした。10月以降は、これらの不確定要因が後退するため、下期の動向に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る