エーザイは久々にアルツハイマー病薬に関する期待が盛り上がり反発相場

■28日朝、米国で段階的申請を開始と発表し期待が再燃

 エーザイ<4523>(東1)は9月28日、反発して始まり、取引開始後は8833円(278円高)まで上げ、出直りを強めている。同日朝、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体レカネマブ(BAN2401)について迅速承認制度に基づき、米国FDAに早期アルツハイマー病に対する生物製剤ライセンス申請の段階的申請を開始」と発表し、久々にアルツハイマー病薬に関する期待が盛り上がっている。

 株価は今年6月に1万2765円まで上げる場面があり、米国でのアルツハイマー病薬開発などが買い材料視されたが、その後は調整色を強めたまま直近までジリ安基調を続けている。28日の反発も調整相場の中では小幅な上げに過ぎないが、高値から3ヵ月を経過するため信用取引上の需給関係の一部は整理されることになり、一方的な下げからは一区切りつく期待が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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