伊豆シャボテンリゾートが逆行高、静岡県外で新事業、台風に悩まされたがリスク分散可能に
- 2021/9/29 11:41
- 材料でみる株価
■初の静岡県外事業になり屋内施設のため天候に左右されにくい事業に
伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は9月29日、11%高の114円高(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、大きく出直る相場となっている。28日、ふれあい型の動物園の開設を発表し、「屋内施設となるため、天候に左右されにくい事業が可能になる」(発表リリースより)としたことなどが注目されている。日経平均の800円安などに逆行高となっている。
子会社の伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市)が、ふれあい動物施設「アニタッチみなとみらい」を「横浜ワールドポーターズ」(横浜市中区)に10月14日開設すると発表した。これまでは、伊豆シャボテン動物公園などの運営施設がすべて伊東市にあるため、2019年の台風15.19号の影響などを受けたが、今回は静岡県外での事業となり、また屋内施設となるため、天候に左右されにくい事業の展開が可能になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)