三菱ケミカルHDは田辺三菱製薬の植物由来・新型コロナワクチン報道に注目集まり急反発
- 2021/9/30 09:35
- 材料でみる株価
■10月に国内で臨床試験を開始などと伝えられる
三菱ケミカルホールディングス(三菱ケミカルHD)<4188>(東1)は9月30日、急反発で始まり、取引開始後は5%高に迫る1041.0円(45.2円高)まで上げて出直りをお強めている。グループの田辺三菱製薬が、「世界初となる植物由来の新型コロナワクチンを日本に投入する計画を固めた」(日本経済新聞9月30日付朝刊)と伝えられたことが話題になっており、買い材料視されている。
植物由来という点が、ワクチンに慎重な人にも受け入れられやすいのではと見て期待する様子もある。報道では、「10月に国内で臨床試験(治験)を始め、2022年3月にも国に承認申請する。低コストで量産しやすく、変異ウイルスにも対応しやすい」(同)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)