クリーク・アンド・リバー社は実質上場来の高値、業績予想を増額し中期計画を一年前倒して達成することに

株式市場 銘柄

■2月通期の連結営業利益は従来予想を12%上回る見込みに

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は10月1日の前場、11%高の2041円(200円高)まで上げて半月ぶりに株式分割など調整後の上場来高値を更新し、前引けも1960円(119円高)と強い相場になった。9月30日の15時に業績予想の増額修正を発表し、連結営業利益が中期計画の目標を一年前倒して達成する見込みになり、注目が再燃した。

 9月30日の15時、第2四半期累計期間(2021年3~8月)と2月通期(21年3月~22年2月)の連結業績予想の増額修正を発表し、営業利益は、第2四半期累計の予想を従来予想比31.3%増の21.0億円の見込みとし、2月通期の予想を同12.3%増の32.0億円の見込みとした。

 利益率の高いプロデュース事業、ライツマネジメント事業が大きく伸長し、DX(デジタルトランスフォーメーション)化により生産性なども向上した。2月通期の営業利益は、21年4月に発表した「中期経営計画」における23年2月期の目標利益額となり、一年前倒しでの達成を見込むことになった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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