INPEXは新設の「経済安保省」で資源安保の代表銘柄とされ年初来の高値を更新

■LNG関連発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ期待の強さ示す

 INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は10月4日、再び一段高となり、取引開始後に6%高の937円(54円高)まで上げて年初来の高値を更新、午前10時にかけても4、5%高で強い推移となっている。岸田新内閣で「経済安保省」が新設されると伝えられ、資源安保の代表的な銘柄として注目されている。

 このところの買い材料としては、原油増場が3ヵ月ぶりの高値水準まで値を持ち直してたことに加え、9月26日に液化天然ガス(LNG)プラントに関する発表を行った翌日から2日続けて大きく上げ、(39円高、36円高)、エネルギー開発に対する期待が示された。また、テクニカル的には、この上げによって相場に弾みが付いたとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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