【株式市場】日経平均は後場427円安まで下押し6日続落、飲食・遊戯、政策関連株は高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8444円89銭(326円18銭安)、TOPIXは1973.92ポイント(12.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億2433万株

 10月4日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた日本航空<9201>(東1)やJR東日本<9020>(東1)、三越伊勢丹HD<3099>(東1)などがややダレ模様になった一方、前場下げたトヨタ自<7203>(東1)は下げ止まり横ばい。日経平均は13時過ぎに本日の安値になる427円49銭安(2万8343円58銭)まで下押し、大引けにかけて小戻したが大幅に6日続落となった。

 後場は、ラウンドワン<4680>(東1)やテンポイノベーション<3484>(東1)、T&G・ニーズ<4331>(東1)などが一段高となり、引き続き「緊急事態宣言」解除による客足回復や需要回復などに期待の強い銘柄とされて活況高。東京電力HD<9501>(東1)や医療機器商社のレオクラン<7681>(東2)は岸田新内閣の政策が買い材料とされ前場の高値圏で推移し、洋上風力調査などに積極的な川崎地質<4673>(JQS)は一段高。

 東証1部の出来高概算は13億2433万株(前引けは7億659万株)、売買代金は3兆2588億円(同1兆7513億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は872(前引けは922)銘柄、値下がり銘柄数は1229(同1175)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けも18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、陸運、その他金融、パルプ紙、不動産、鉱業、建設、電力ガス、繊維製品、倉庫運輸、建設、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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