リソー教育が年初来の高値を更新、生徒数2年前を上回り第2四半期黒字転換

■通期予想は据え置いたが上振れ余地の見方が

 リソー教育<4714>(東1)は10月5日、朝安の後切り返して2日ぶりに年初来の高値を更新し、午前10時30分には451円(18円高)まで上げて2019年以来の高値に進んでいる。4日15時30分に発表した第2四半期連結決算(2021年3~8月・累計)が各利益とも前年同期比で黒字転換し、注目再燃となった。

 第2四半期は、「グループ各社の生徒数は前年・前々年同期を上回る水準」(決算短信)となり、連結売上高が前年同期比31.5%増加し、営業・経常・純利益とも前年同期比で黒字に転換した。2月通期の予想は据え置いたが、営業利益を見ると第2四半期累計が13.31億円、通期予想が28.10億円。下期繁忙型の事業とあって通期予想には上振れ余地があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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