マーチャント・バンカーズが障害者、高齢者向けに福祉用の箸(はし)を取り扱い開始

■Miyabow(ミヤボウ)「たがための箸」、もう一度、箸でごはんが食べたいを叶える

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は、このほど、障害者、高齢者向け福祉用の箸・Miyabow(ミヤボウ)「たがための箸」<写真>の取り扱いを子会社・株式会社ケンテンのネット販売サイト「KENTEN×Lafan」で開始するとともに、病院入院患者や介護施設入居者に広く利用して頂くため、病院や介護施設への販売を開始する。10月4日発表した。

 同社は、愛媛大学医学部附属病院給食事業をはじめ、長年、医療・福祉・健康関連分野に携わっている。Miyabow(ミヤボウ)「たがための箸」は、「『もう一度、箸でごはんが食べたい。』その願いを叶えるため、『いただきます。』には高揚感を。『ごちそうさま。』には達成感を。」をコンセプトに、使い手にやさしい商品を提供することを目指して開発され、提供されることとなった。制作者の石川県出身の木工職人・宮保克行氏は、福井名産の『美川仏壇』の職人だった祖父の影響もあり、木工の世界に興味を持ち、大学で木工芸を専攻し、家具工房で技術を磨いた。
 
 マーチャント・バンカーズとしては、福祉への必要とされている日用品を、子会社・ケンテンのネット販売「KENTEN+Lafan」を窓口にして積極的に取り扱うことで、お求めやすい環境づくりを図り、障害者、高齢者への理解を世の中に深め、上場企業として社会貢献の一端を担うことを目標としている。

 さらに、香港子会社MBK ASIA LIMITED並びにエストニア子会社Estonian Japan Trading Company ASを通じ、香港並びにエストニアに試供品を提供し、海外での販路を開拓する。同社は、愛媛大学医学部附属病院給食事業をはじめ、長年、医療・福祉・健康関連分野に携わっており、今後ともこの分野での事業拡大、世の中への貢献を目標としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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