エスプールが7%高、年初来の高値に向け出直り強める、第3四半期2ケタ増益など好感

■BPO事業好調につき特化した新会社を12月に設立

 エスプール<2471>(東1)は10月6日、2日続伸基調となり、取引開始後は7%高の1090円(70円高)まで上げ、4月につけた年初来の高値1181円に向けて出直りを強めている。4日発表した第3四半期決算が連結営業利益24%増などと好調で、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング:外部委託)事業の新会社の設立も発表し、期待が強まっている。

 第3四半期連結決算(2020年12月~21年8月・累計)は、売上高が前年同期比18.1%増の180.31億円となり、営業利益は同23.9%増の19.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同22.1%増の12.67億円となった。11月通期の予想は据え置いたが上振れる期待が出ている。

 また、BPO事業の新会社(株式会社エスプールグローカル)を21年12月1日付で設立する。エスプールは、すでに採用支援サービスの地方拠点を活用した広域行政のBPOサービスを行っており、順調に拡大する見込みのため、BPO事業に特化した新会社を会社分割により設立することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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