加賀電子は反発推移、ドローン『レベル4』都市部での補助者なし目視外飛行の実現に向けた出資など好感される

■現在は無人地帯での目視外利用『レベル3』限定だが

 加賀電子<8154>(東1)は10月6日、反発基調となり、2910円(83円高)まで上げた後も堅調で、後場はTOPIX(東証株価指数)や日経平均が再び下値を探る展開の中でも13時にかけて2840円(13円高)前後で推移している。5日の夕方、ドローンなどの無人航空機の企画、製造、販売等を行うVFR株式会社(東京都千代田区)への出資を発表。新たな事業の可能性などに期待が強まっている。

 発表によると、ドローンの利活用は、現在、目視内活用(レベル1~2)や山間部などの無人地帯での目視外利用が可能な『レベル3』に限定されているが、有人地帯(都市を含む地域)における補助者なし目視外飛行『レベル4』実現に向けて法改正の議論が進んでいる。『レベル4』の開放によって、都市部での物流や点検、防災など、さらに幅広い用途でのドローンの社会実装が期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る