【株式市場】日経平均は一時643円高まで上げ2日続けて回復、個別材料株も高い

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万8275円52銭(597円31銭高)、TOPIXは1974.51ポイント(34.89ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億4594万株

 10月8日(金)前場の東京株式市場は、NY株の主要指数3日続伸を受けて東京エレク<8035>(東1)などの半導体株が軒並み上げ、、米国の連邦債務上限を巡る懸念後退による景気回復期待から任天堂<7974>(東1)なども高い。エイチ・アイ・エス<9603>(東1)やJR各社もしっかり。日経平均は353円高で始まった後も次第高となり、午前11時にかけて643円14銭高(2万8321円35銭)まで上げ、前引けも上げ幅を保った。

 ミニ先物、オプションの10月物のSQ試算値は2万8098円14銭(419円93銭高)前後となったもよう。

 AOKIホールディングス<8214>(東1)が「パジャマスーツ」関連報道やラインナップ前年比10倍との発表など好感されて大幅高の出直りとなり、ユーピーアール<7065>(東2)は「宣言」解除による物流活発化への期待などで出直り拡大。アクアライン<6173>(東マ)は関東地方の地震を受け水回り修理やミネラルウォーター事業に注目集まり急伸だが水回り修理の一部は行政処分で業務停止中。ムラキ<7477>(JQS)は業績一段拡大期待など言われストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億4594万株、売買代金は1兆7869億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1938銘柄、値下がり銘柄数は200銘柄。

 また、東証33業種別指数は海運を除く32業種が値上がりし、鉱業、輸送用機器、非鉄金属、サービス、情報通信、鉄鋼、電気機器、機械、ゴム製品、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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