【株式市場】日経平均は後場上げ一服だが2日続伸、10月4日以来の2万8000円台回復

東京証券取引所

◆日経平均は2万8048円94銭(370円73銭高)、TOPIXは1961.85ポイント(22.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億5677万株

 10月8日(金)後場の東京株式市場は、前場上げた半導体株、鉄鋼株などが一進一退からダレ模様に転じ、同じく鉄道株や航空、旅行関連株も上げ一服模様に転換。良品計画<7453>(東1)などは祝日明けの中国株高が好感されたが後場寄りを高値に一進一退。日経平均は徐々に値を消したが、大引けは2日続伸となり10月4日以来の2万8000円台を回復した。

 後場は、ぴあ<4337>(東1)がイベントの入場制限緩和などを手篝に一段強い相場になり、ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は決算説明資料の開示を受け好業績への評価再燃となり一段ジリ高。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)やAMAZIA<4424>(東マ)は業績急回復などへの評価再燃とされ一段高。テイツー<7610>(JQS)も業績上振れ期待が強いとされ大引けにかけ尻上がり。

 東証1部の出来高概算は13億5677万株(前引けは7億4594万株)、売買代金は3兆1985億円(同1兆7869億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1746(前引けは1938)銘柄、値下がり銘柄数は358(同200)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がり(前引けは海運を除く32業種が値上がり)し、値上がり率上位は、鉱業、輸送用機器、サービス、電気機器、情報通信、精密機器、機械、その他金融、鉄鋼、その他製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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