三光合成は「プライム市場」の上場基準充足に向け「流通時価総額」向上を目指す

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■12月までに「上場維持基準の適合に向けた計画書」を東証へ提出・開示へ

 三光合成<7888>(東1)は10月11日、462円(14円高)まで上げた後も堅調で、後場は13時を過ぎて461円前後で推移し、出直りを強めている。8日17時40分、「流通株式時価総額」の向上を目指すと発表し、株高政策に直結するため注目されている。

 10月8日17時40分、東証の新市場区分「プライム市場」をめざす上で「流通株式時価総額」が上場維持基準を充たしていないため、同時価総額の充足へ向けた取組を行うと発表した。

■一次判定結果で基準を充たしていない旨の通知を受け充足へ向けた取組を行う

 発表によると、東証から2021年7月9日付で新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定の結果を受け取り、「流通株式時価総額」については基準を充たしていない旨の通知を受けた。このため、プライム市場基準の充足へ向けた取り組みを行うこととし、プライム市場の上場維持基準充足に向けた具体的な計画については、2021年12月までに東証へ提出・開示を予定している「上場維持基準の適合に向けた計画書」を通じて発表するとした。

 上場企業が選択先の市場区分の上場維持基準に適合しない場合は、「上場維持基準の適合に向けた計画書」を提出・開示することで、当面の間、経過措置が適用されるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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