JPホールディングスグループのアスク桑園保育園でシンガポール幼稚園と国際オンラインプログラムを実施

■シンガポールの幼稚園と親交を深め多様性に触れる

 子育て支援事業最大手のJPホールディングス<2749>(東1)のグループ企業で保育や発達支援に関する研修・研究などを手掛ける日本保育総合研究所では、こどもたちに多様性を学ぶきっかけを提供する国際オンラインプログラム「国際オンライン交流」を実施している。同事業の一環として、9月7日(火)に同社グループのアスク桑園保育園(北海道札幌市)とシンガポールの幼稚園をオンラインでつなぐ交流会を開催した。

■お互いの国の文化や特色を紹介し、楽しみながら多様性に触れる

 国際オンラインプログラムでは、チャット画面にお互いの発表内容が日本語と英語で表示され、保育士が発表内容を説明することで、相手国のこどもたちとリアルタイムでスムーズな意思疎通ができる仕組みとなっている。

 アスク桑園保育園とシンガポールの幼稚園が参加した今回の交流会では、各園がそれぞれ挨拶や天気の紹介を行った後、アイスブレイクとしてジェスチャーゲームを行った。その後、写真を使いながら自国の文化を紹介し合った。アスク桑園保育園では、北海道の雄大な自然や、国際大会でマラソン会場に選ばれた札幌の街並みのほか、事前準備でこどもたちから紹介したいという声が挙がった地域の名産品である「じゃがいも」を紹介した。シンガポールの幼稚園からは、国旗の紹介や国のシンボルであるマーライオンの説明、ダンス等が披露された。アスク桑園保育園のこどもたちは「マーライオン知ってる!」と画面を指差したり、ダンスの曲に合わせて手拍子をしたりと、発表を楽しんでいた。

 交流会の最後には、画面越しにお互いに手を振り合う様子が見られるなど、今回のプログラムを通じて相手国のこどもたちと親交を深めることができた。プログラムを一緒に進行していた保育士からも、「コロナ禍で海外への渡航が制限される中、国際オンライン交流を行うことで、海外の同学年の友達と繋がる貴重な体験ができた」と好評だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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