出光興産やINPEXが高値更新、NY原油の7年ぶり高値を好感、ENEOSも高い

石油コンビナート

■石油元売り企業には在庫評価損益を改善させる効果が

 出光興産<5019>(東1)は10月12日、一段高で始まり、取引開始後は3270円(40円高)まで上げて年初来の高値を2日続けて更新し、2019年11月以来の水準に進んでいる。NY原油先物が7年ぶりの80ドル/バレル台に乗ったあとも続伸したことなどが買い材料視されている。原油高は、決算上、在庫評価損益を改善させるため、業績数字の向上が期待されている。ENEOSホールディングス<5020>(東1)は再生エネ会社買収があり高い。

 また、資源開発のINPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は985円(20円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新し、石油資源開発<1662>(東1)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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