SBIホールディングスが続伸、新生銀行の「一切ありません」に買い安心感強まる

■新生銀にTOBを実施中、新生銀は反対姿勢の報道があり注目強まる

 SBIホールディングス<8473>(東1)は10月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の2920円(120円高)まで上げて一段と出直りを強めている。新生銀行<8303>(東1)へのTOB(株式公開買付)を9月に開始しており、11日夜、「新生銀行、SBIのTOBに反対へ」(日経QUICKニュース)と伝えられたことに対し、新生銀行が同日夜、東証適時IR開示を通じて「『反対の意向を表明する方針を固めた』といった事実は一切ありません」と否定したため、買い安心感が強まる形になった。

 TOBでは新生銀行の株式を最大48%取得する計画で、TOB期間は9月10日から12月8日まで。TOB価格は1株2000円。いぜん、敵対的買収に発展する可能性は拭いきれないとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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