J.フロントリテイリングは急反発、第2四半期の総売上高25%増加し純損益は大幅改善

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■2月通期の予想総売上高、売上収益を小幅減額修正したが投資家は「買い」

 J.フロント リテイリング<3086>(東1)は10月13日、急反発となり、取引開始後は12%高の1138円(121円高)まで上げて大きく出直っている。12日の取引終了後に発表した第2四半期決算が大幅な赤字改善となり、好感買いが集中している。

 大丸、松坂屋の持株会社。12日に発表した第2四半期の連結決算(2021年3月~8月・累計、IFRS)は、総額売上高が前年同期比25.4%増加して回復を示し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は19.95億円の赤字だったが、前年同期の163.11億円の赤字から大幅に改善した。

 一方、22年2月期の連結業績予想のうち、総額売上高と売上収益の見通しを小幅減額修正し、総額売上高は第1四半期決算発表時の9350億円を9220億円の見込みに変更し、売上収益も同3650億円を3575億円の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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