インタースペースが後場一段高、東南アジア初のマイクロインフルエンサー事業に注目強まる

■タイからスタートし、インドネシア、ベトナムなどへ順次展開

 インタースペース<2122>(東マ)は10月14日の後場一段と上げ、午後の取引開始後にストップ高の1148円(150円高)まで上げ、その後もストップ高を交えて活況高となっている。13日付で、「東南アジア初となる、成果報酬型ナノ・マイクロインフルエンサープラットフォーム『ACCESSTRADE Influencers』をタイからローンチ」と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、タイからスタートし、インドネシア、ベトナム、マレーシア、シンガポールでも順次ローンチを予定するとした。インフルエンサーによるマーケティングの世界市場は、右肩上がりで拡大を続けており、とりわけ東南アジアは日本と異なり、SNSの普及率の高さからFacebook、YouTube、Instagram、TikTokなどで影響力を持つインフルエンサーによる広告モデルが主流になっている。また、フォロワー数千~1万人前後のナノ・マイクロインフルエンサーはリーチが少ない一方で、フォロワーからのアクティブ率が高いことから、企業からの需要が高まっているという。

 株価は一気に今年2月の水準まで回復した。その前の3ヵ月間ほどは1200円前後を中心ゾーンとしてもみ合っていた。このため、出来高分布はこのもみ合い水準で厚くなっている。このゾーンを抜けば一段と値動きが軽くなると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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