【株式市場】TOPIXは軟調だが昨日でギリシャ問題を織り込み日経平均は反発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万133円00銭(23円05銭高)、TOPIXは1622.02ポイント(2.80ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億9695万株

チャート2 30日前場の東京株式市場は、ギリシャの債務問題が前回の2012年頃とは異なり主要国に拡散する可能性は低いとされ、昨日の一時612円99銭安(2万93円16銭)によって織り込んだとの受け止め方が優勢となった。日経平均は10時30分頃に113円01銭高(2万222円96銭)まで上げ、4日ぶりの反発となった。電機株の中では家電銘柄が軟調で自動車株も軟調だが、四半期好決算のニトリホールディングス<9843>(東1)などが高い。

 ウェザーニューズ<4825>(東1)が昨日発表の5月決算などを好感する形で急反発となり、六甲バター<2266>(東1)はTPP交渉への期待などで続伸。アドベンチャー<6030>(東マ)など、インバウンド関連株の一角も高い。テリロジー<3356>(JQS)はセキュリティ関連株人気が衰えず3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億9695万株、売買代金は1兆1655億円。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は950銘柄、値下がり銘柄数は794銘柄となっている。

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