キャンドゥは買い気配のままストップ高、イオンが1株2700円でTOB、株式上場は継続

ストップ高 上がる 高い

■2段階でTOBを行い2段階目の買付価格は2300円に

 キャンドゥ<2698>(東1)は10月15日、買い気配のままストップ高の2258円(400円高)に達し、取引開始から1時間半になる午前10時30分にかけて、まだ売買が成立していない。イオン<8267>(東1)が14日の取引終了後、キャンドゥに対するTOB(株式公開買付)を発表。TOB成立後も「対象者株式の上場を維持する方針」としたため、業績再拡大への期待などが膨らんでいる。

 TOBは2段階で行うとし、第1段階はTOB価格が1株につき2700円、期間は10月15日から11月24日まで。その後、第2段階として、主にキャンドゥの大株主からの買い取りを目的として同2300円で開始するとした。

 キャンドゥは14日の取引終了後、TOBへの意見表明、第3四半期決算、業績予想の下方修正を発表した。意見表明は、「第1回公開買付けに応募するか否かについては中立の立場をとり、当社の株主の皆様のご判断に委ねる」とし、第2段階に対する意見は第2段階の開始時に発表するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る