【株式市場】日経平均は3日ぶりに反落だが2万9000円を保つ、資源株や商社株など高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9025円46銭(43円17銭安)、TOPIXは2019.23ポイント(4.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億8498万株

 10月18日(月)後場の東京株式市場は、午前11時過ぎに伝えられた中国の7~9月GDPにより中国景気の減速懸念が強まり、日経平均は取引開始から大引けまで2万9000円(68円安)を挟んで小動きに終始した。一方、原油・LNG、石炭高を受け、石炭御三家(住石HD<1514>、三井松島HD<1518>、日本コークス<3315>)やENTOSホールディングス<5020>(東1)などは一段と強含み、住友商事<8053>(東1)なども一段強含んだ。大引けの日経平均は3日ぶりに反落した。

 後場は、月次の受注動向が一段と好調だったマルマエ<6264>(東1)が一段と上げ、連想が波及したとされて日本電波工<6779>(東1)やインスペック<6656>(東2)も一段と強含んだ。9月上場のアスタリスク<6522>(東2)は前週末発表の8月決算と今期予想が好感されて大引けまでストップ高買い気配。ウィルソン・ラーニングW<9610>(JQS)はチェンジ<3962>(東1)との提携など好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億8498万株(前引けは5億5888万株)、売買代金は2兆5296億円(同1兆2976億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1124(前引けは890)銘柄、値下がり銘柄数は985(同1180)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器、卸売り、証券商品先物、ガラス土石、銀行、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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