【株式市場】日経平均は後場247円高まで上げ出来高は今ひとつだが大幅反発、材料株も活況高

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万9215円52銭(190円06銭高)、TOPIXは2026.57ポイント(7.34ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9279万株

 10月19日(火)後場の東京株式市場は、米国金利先物が夜間取引で低下とされ、川崎汽船<9107>(東1)などの大手海運株が一段と上げ、トヨタ自<7203>(東1)は持ち直し気味に推移。三越伊勢丹HD<3099>(東1)は13時過ぎから堅調転換。日経平均は後場寄り後に一段と強含んで247円03銭高((2万9272円49銭)まで上げ、大引けはややダレ模様になったが大幅に反発した。

 後場は、レノバ<9519>(東1)が一段高となり、日立造<7004>(東1)と共同の新エネ事業などを材料視。楽天G<4755>(東1)も一段と強含みJTOWER<4485>(東1)との提携など好感。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は1200円前後で下げ止まっているため先の大幅増益決算を評価し直す動きとされ出直り拡大。インバウンドテック<7031>(東マ)は飲食店や病院の予約プラットフォーム会社グループとの合弁など材料視され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。シー・エス・ランバー<7808>(JQS)はぞ額修正と記念配など好感され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億9279万株(前引けは5億772万株)、売買代金は2兆4409億円(同1兆2332億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1115(前引けは951)銘柄、値下がり銘柄数は962(同1114)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けも15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、精密機器、その他製品、情報通信、電気機器、機械、サービス、倉庫運輸、小売り、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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