ソフトクリエイトホールディングスが急伸、中間・期末配当とも増配、各々従来予想を5円増の20円に

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■業績・配当予想の増額修正など好感され値上がり率上位に躍り出る

 ソフトクリエイトホールディングス(ソフトクリエイトHD)<3371>(東1)は10月20日、時間とともに上げ幅を広げて急伸商状となり、午前10時20分過ぎには13%高の3820円(440円高)まで上げて年初来の高値を大きく更新し、この時間、東証1部の値上がり率2位に躍り出ている。同日朝、業績予想と配当の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

■ネット通販サイト構築パッケージやクラウドサービス、ワークフローなど伸びる

 第2四半期の連結業績予想(2021年4~9月・累計)を全体に増額修正し、経常利益は従来予想を21.4%引き上げ、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく27.2%引き上げた。新型コロナ禍により様々な企業でECサイト構築需要が拡大し、ネット通販サイト構築パッケージ「ecbeing」やECクラウドサービス「メルカート」が伸びたほか、売上拡大を支援するビジュアルマーケティング「visumo」、レビュー最適化ツール「Revico」等のクラウドサービス(Saas型)、またネット上で稟議書等を電子的化するためのワークフローサービス「x-point クラウド」なども慎重。ECソリューション事業、ITソリューション事業ともに拡大した。

 こうした推移を受け、配当は第2四半期末の中間配当を前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とし、3月期末配当も前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とし、年間配当予想1株当たり40円に修正することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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