【株式市場】日経平均は273円高のあと値を消し中国不動産問題を気にするが小高い

◆日経平均は2万9261円51銭(45円99銭高)、TOPIXは2029.68ポイント(3.11ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億37万株

 10月20日(水)前場の東京株式市場は、NY株高を受けて半導体株や自動車株が高く始まったものの、トヨタ自<7203>(東1)やアドバンテスト<6857>(東1)などは午前10時前から伸び悩み、日経平均も273円59銭高(2万9489円11銭)を上値に値を消し始めた。午前11時過ぎ、中国の中堅不動産会社・新力控股がドル建て債権をデフォルトと伝えられると一段ト値を消し、前引けは45円高となった。

 ソフトクリエイトHD<3371>(東1)が業績予想と配当予想の増額修正など好感されて活況高。串カツ田中HD<3547>(東1)は東京都の時短要請解除方針などが好感され活況高。リヒトラブ<7975>(東2)は11月末の株主の保有株を1対2分割との発表など好感され急伸。インバウンドテック<7031>(東マ)は音声予約システム開発企業の買収など好感され2日連続ストップ高。昭栄薬品<3537>(JQS)は業績予想の増額など好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は6億37万株、売買代金は1兆4319億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は937銘柄、値下がり銘柄数は1105銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、空運、陸運、証券商品先物、銀行、繊維製品、その他金融、情報通信、不動産、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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