【チャート診断】ホシザキ電機は夏場に動く習性、外食と福祉関連ノテーマに沿う
- 2015/7/1 10:23
- チャートでみる株価
ホシザキ電機<6465>(東1・売買単位100株)は、全自動製氷機で世界大手、外食関連の雄として注目できそうだ。
1947年に名古屋で設立、本社は愛知県豊明市。全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫、業務用食器洗浄機など各種フードサービス機器の研究開発及び製造販売を手掛ける。製氷機では世界シエア3割の大手、食器洗浄機では国内トップ。国内17社、海外37社の連結子会社を持ち年商約2500億円、海外比率は約3割。従業員数は約1万2000名。発行済株数は約7200万株と東証1部で小型。ROE高く機関投資家好み銘柄。比較的夏場に外食関連として人気となるケースが多い。リーマンショックでも赤字はなく高水準の業績を堅持。前12月期は3年前比較で約38%増収、営業利益約95%増益と高成長。
2008年の上場。上場後は初値705円を5円下回っただけでほぼ右肩上がりの相場で今年4月に8340円の最高値をつけている。週足では26週線まで調整後上昇に転じる展開。株価1万円には1株利益300円台乗せが見えてきたときだろう。高値圏のモミ合いを想定。食品衛生への関心の高まりから中国など東南アジア需要に期待。国内は外食、老健福祉等に期待。