■高値をつけた14日時点で5.22%保有とされ押し目買いなど期待
三井松島ホールディングス(三井松島HD)<1518>(東1)は10月22日、大きく反発し、午前10時過ぎには取引開始後に9%高の1610円(131円高)まで上げて大きく出直っている。「元お笑い芸人で著名投資家の井村俊哉氏が(中略)5%超保有したことが21日、わかった」(日経QUICKニュース10月21日15時台配信)と伝えられ、思惑買いが流入したとの見方が出ている。
「大量保有報告書によると、14日時点で三井松島株の保有比率は5.22%」(同)と伝えられた。三井松島HDは往年の炭鉱会社が発祥で、株価は8月中旬から新エネルギー事業への期待や中国での電力不足報道、石炭高騰報道などを受けて動意づき、それまでの1000円前後から騰勢を強め10月14日には1785円まで上げて2018年以来の高値をつけた。その後は16%近く急激な調整となっていた。押し目買いを入れる可能性などが期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)