Mipoxは16年ぶりの高値に進む、世界的な半導体不足を受け業績拡大期待が強い

■第1四半期を終えた段階で通期業績予想を増額修正し注目続く

 Mipox<5381>(JQS)は10月26日、3日続伸基調となり、11%高の1344円(132円高)まで上げたあとも堅調で株式分割など調整後の2005年以来の高値を更新している。半導体製造工程で使われる微細研磨材などを手掛け、世界的な半導体不足を受けて8月に通期業績予想を大幅に増額修正、その後も業績拡大期待の強い相場となっている。

 8月に発表した通期業績予想の増額修正は、第1四半期(4~6月)決算の発表と同時だった。製品事業、受託事業とも想定を上回る推移を示し、とりわけ受託事業が新規受注の増加により予想を大幅に上回り、通期の連結営業利益は従来予想の2倍の8億円(前期比でも2.2倍)の見込みとした。引き続き、業績上振れ期待の強い銘柄として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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