オンコリスバイオFが大きく出直る、新型コロナ治療薬候補『OBP-2011』に注目集まる

材料でみる株価

■ハムスター感染モデルを用いた薬理試験で有効性が確認されたと発表

 オンコリスバイオファーマ(オンコリスバイオF)<4588>(東マ)は10月27日、大きく出直り、前場13%高の699円(82円高)まで上げて後場も13時を過ぎて10%高前後で推移し、強い相場を続けている。26日の15時30分、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬『OBP-2011』に関して、ハムスター感染モデルを用いた薬理試験で有効性が確認されたと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、新型コロナウイルスに対して感受性を有するゴールデンシリアンハムスターに野生型コロナウイルスを感染させた後、『OBP-2011』を4日間連続経口投与した結果、肺組織中の感染性ウイルス量を有意に減少させることを確認した。現在、『OBP-2011』の前臨床試験や治験薬のGMP製造を進めており、2022年上半期までに臨床試験を開始する計画。

 同社は10月19日に『テロメライシン』に関する中外製薬<4519>(東1)との契約解消を発表し、株価は翌日からストップ安を交えて急落し、現在に至っている。この間は出来高をともなっていないため、きっかけがあれば値戻しが早いとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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