日本航空電子が急伸、第2四半期決算が大きく上振れ通期の業績予想を増額修正

業績でみる株価

■営業利益は従来予想を15%上積みし前期の2.1倍に

 日本航空電子工業<6807>(東1)は10月28日、大きく出直って始まり、取引開始後は14%高に迫る1918円(234円高)まで上げ、今年7月7日以来の1900円台を回復している。28日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)が従来予想を大幅に上回り、3月通期の予想を増額修正。午前9時40分には東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出ている。

 第2四半期累計の連結営業利益は92.2億円(前年同期の2.0倍)となり、7月の第1四半期決算発表時点での予想額80億円を大きく上回った。3月通期の予想を増額修正し、営業利益は従来予想の155億円を185億円の見込み(前期の2.1倍)とするなど、全体に上乗せした。年初来の高値は5月につけた2035円。これを上抜く展開をイメージして注目を強める様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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