応用技術は2002年以来の高値、株式分割が好感され業績拡大期待も強い

株式市場 銘柄

■営業利益は第2四半期までで通期予想の過半を達成

 応用技術<4356>(JQS)は10月28日の前場、16%高の6350円(890円高)まで上げて前引けも11%高の6080円(620円高)となり、株式分割など調整後の値段で2002年以来の高値に進んだ。業績拡大期待が強い上、27日の取引終了後に株式分割を発表し、12月31日を基準日として1株を2株に分割するとし、好感買いが殺到した。

 7月に発表した第2四半期決算(2021年1~6月・累計、非連結)は営業利益が前年同期比26.9%増の6.26億円となるなど、全体に2ケタの伸び率の増収増益となった。12月通期の予想は従来を継続し、営業利益は7.0億円から7.5億円(前期比2.0%増から9.3%増)。すでに第2四半期までで過半を達成しているため、下期の動向に注目が集まっている。第3四半期決算発表は11月上旬としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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