【株式市場】日経平均は一時741円高まで上げ衆院選やNY株最高値など好感される

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9538円15銭(645円46銭高)、TOPIXは2032.45ポイント(31.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し6億5095万株

 11月1日(月)前場の東京株式市場は、衆議院選での与党安定多数を受けた景気対策への期待や前週末のNY株の最高値などにより、早朝の海外市場で日経平均の先物が上げたため、裁定取引の買いなどで日経平均も438円高で始まり、午前9時30分にかけて740円64銭高(2万9633円33銭)まで上げた。ソニーG<6758>(東1)は業績予想の増額修正に加え日本株の「顔」として買われた様子もあり21年ぶりの高値を更新。日経平均は前引けも上げ幅600円台を保った。

 ミロク情報S<9928>(東1)が第2四半期決算の大幅上振れ着地などを好感されて大きく出直り、JPホールディングス<2749>(東1)やポピンズHD<7358>(東1)、幼児活動研究会<2152>(JQS)は新内閣の景気対策への期待などで高い。理経<8226>(東2)は新たな商材の取り扱い開始の相次ぐ発表などが材料視されて一段高。ジモティー<7082>(東マ)はリユース事業での自治体との連携など好感され高値更新。

 東証1部の出来高概算は6億5095万株、売買代金は1兆6417億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1745銘柄、値下がり銘柄数は359銘柄。

 また、東証33業種別指数は空運、証券を除く31業種が値上がりし、精密機器、機械、食料品、電気機器、価額、銀行、金属製品、ゴム製品、建設、繊維製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る