凸版印刷は高野山の聖地・壇上伽藍をテーマにしたVRコンテンツを開発

■伽藍全域を自由に巡り、曼荼羅図を超拡大して鑑賞するデジタル文化財体験を実現リベラルアーツ研修やオンラインバーチャルツアーなどへ活用展開

 凸版印刷<7911>(東1)は11月2日、高野山真言宗総本山金剛峯寺(所在地:和歌山県伊都郡高野町)の協力のもと、同社の最先端デジタルアーカイブ・VR技術を用いて、高野山の二大聖地の一つである壇上伽藍(だんじょうがらん)をくまなく精確に再現した、VRコンテンツ『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』を開発したと発表。

 凸版印刷は、これまで金剛峯寺が所蔵する貴重な文化財のデジタルアーカイブに取り組んできた。2007年には重要文化財「両部大曼荼羅(りょうぶだいまんだらず)(通称:血曼荼羅「平清盛奉納」)」の復元再生プロジェクトを立ち上げ、往時の色を想定再現した「想定色平成再生版曼荼羅図(そうていしょくへいせいさいせいばんまんだらず)」を2015年7月に金剛峯寺へ奉納している。今回、凸版印刷が独自に開発した高精細デジタルアーカイブ技術を用いて、壇上伽藍全体の空間と建造物、根本大塔(こんぽんだいとう)及び西塔(さいとう)の内部の三次元形状計測や高精細デジタル撮影を実施。今回取得したデジタルデータと、「想定色平成再生版曼荼羅図」のデジタルデータを用いて、壇上伽藍の全域や建造物内部を自由に見て回ったり、曼荼羅に描かれた肉眼では見ることが困難な微細な絵柄を面積比で500倍以上に拡大しながら鑑賞するなど、通常では見ることができない視点から文化体験が出来るVRコンテンツを開発した。

 凸版印刷は、今後、同VRコンテンツを、VRシアターでの上演上映をはじめとして、文化を深く学ぶことでサスティナブルな視点を持つ人財を開発するリベラルアーツ研修や、高野山の文化財の鑑賞ポイントを事前に学べるオンラインバーチャルツアーなど、高野山の魅力を国内外へ伝える様々な活動に利活用していく。

 同VRコンテンツは、2021年11月3日(水・祝)から11月28日(日)まで高野山デジタルミュージアム(所在地:和歌山県伊都郡高野町)内のVRシアターにて、期間限定で特別公開される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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