ニチレイは反発、自社株買いと消却が好感される、通期利益予想は小幅減額修正
- 2021/11/4 09:20
- 業績でみる株価
■第2四半期連結決算は売上高が4.5%増加
ニチレイ<2871>(東1)は11月4日、反発して始まり、取引開始後は2861円(78円高)をつけて大きく出直っている。2日15時に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、および消却を発表し、好感買いが先行している。
自社株買いは、取得株数400万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.00%)、取得総額100億円を上限に、2021年11月4日から22年4月28日まで実施する。消却は、11月10日付で自己株式603万3600株(自己株式を含む消却前発行済株式総数の4.31%)を消却するとした。
第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)は前年同期比で売上高が4.5%増加し、営業利益は4.3%減少した。通期予想は営業・経常・純利益を前回予想に比べて小幅減額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)