【狙い場・買い場】エスアールジータカミヤ出直り態勢整う、週足終値足で下値固めほぼ完了、2ケタ増益

狙い場・買い場

エスアールジータカミヤ<2445>(東1・売買単位100株)の720円台を狙いたい。週足終値チャートでみれば720~740円での下値固めが今年5月半ばから続いており出直りの態勢はほぼ整ったといえる。1月5日につけた高値1197円からの日柄調整も十分である。

建設作業員の安全を確保する足場などの大手で、新型足場『Iqシステム』中心に復興関連、インフラ補修等に好調で、さらに、これからオリンピック関連需要拡大が見込める好事業環境にある。

2012年3月期に営業利益10億円台に乗せ、さらに3期後の2015年3月期は30億9800万円と3年で約3.3倍の高成長。この間、1株利益は17.5円が46.2円にアップしている。

2016年3月期は売上13.8%増の390億円、営業利益22.7%増益の38億円の見通し。今年1月1日付で株式2分割を実施しており、配当は年10円、1株利益51.6円の見通し。国内好調に加え、ベトナム工場の本格稼動で東南アジア需要の取り込みに取り組んでいる。

PER14倍前後、利回りは約1.4%と指標的にも魅力ある水準。分割後の需給も好転、好事業環境と好業績を背景に本格出直りは近かそうである。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る