カナモトは再び出直る、第3四半期10%増益など業績堅調で景気対策に関する期待も

■今期はコロナ禍にあってもインフラ関連投資や防災関連工事などで好調

 カナモト<9678>(東1)は11月8日、2473円(14円高)まで上げた後も堅調に推移し、再び出直る相場になっている。建機レンタルの大手で、政府の景気対策が11月19日をメドに策定されると伝えられて期待が強いほか、民間設備投資の一部持ち直しの動きなども言われて注目が強まっている。

 9月初旬に発表した第3四半期の連結決算(2020年11月~21年7月・累計)は、コロナ禍にあってもインフラ関連の公共投資や災害復旧工事、防災関連工事などの堅調推移により、売上高は1414億55百万円(前年同期比6.4%増)となり、経常利益は115億48百万円(同10.4%増)となった。通期の決算発表は12月中旬の予定で、決算発表に向けて期待相場が盛り上がりやすくなる上、景気対策に関する期待が重なってくる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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