太陽誘電が連日出直る、業績・配当予想の増額修正を引き続き好感

株式市場 銘柄

■3月期末配当は従来予想に10円上乗せし40円(前期比15円増配)に

 太陽誘電<6976>(東1)は11月9日、続伸基調となり、取引開始後は6%高の6270円(350円高)まで上げて出直りを強めている。引き続き、5日に発表した第2四半期決算の連結営業利益81%増や3月通期の業績・配当予想の増額修正が好感され、注目再燃となっている。

 第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)は、売上高が前年同期比23.1%増加し、営業利益は同81.2%増の346.55億円となった。新型コロナの影響によりマレーシアでの生産に制限が生じたが、自動車向けなどを中心とした需要拡大により大幅な増収増益となった。これを受け、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を16.4%上回る640億円の見込み(前期比24.0%増)とした。

 また、9月中間配当は1株につき従来予想を10円増額して40円の予定(前年同期比25円の増配)とし、3月期末配当も同10円増の40円の予定(同15円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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