【狙い場・買い場】ダイキョーニシカワに割安感、チャート好転、連続最高益

狙い場・買い場

ダイキョーニシカワ<4246>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。連続最高純益更新見通しで割安感があり注目したい。

同社は、バンパー・スポイラーなど自動車部品の製造及び設計・開発。合成樹脂製品の製造及び設計・開発。動産及び不動産の所有、賃貸借及び管理。産業廃棄物の収集、運搬及び処理業務。損害保険代理業並びに生命保険の募集に関する業務などを行っている。国内・メキシコの事業拠点での新製品の量産に続き、インドネシアの事業拠点での量産・販売活動を本格的に開始。そのため減価償却費の負担増はあるものの、世界4地域に展開した事業拠点の成長基盤を固め、更なる収益力の強化に向け取り組みを推進している。

前2015年3月期業績実績は、売上高1343億4300万円(前の期比23.8%増)、営業利益123億5300万円(同55.7%増)、経常利益108億3100万円(同37.2%増)、純利益69億3500万円(同59.7%増)に着地。年間配当は65円(同26円増)を実施。

今16年3月期業績予想は、売上高1400億円(前期比4.2%増)、営業利益119億円(同3.7%減)、経常利益117億円(同8.0%増)、純利益76億円(同9.6%増)と連続純益最高益更新を見込む。年間配当74円(同9円増)を予定している。

株価は、5月20日につけた上場来の高値4445円から6月18日安値3850円まで調整を挟んで上昇している。主要取引先であるマツダが5月13日にトヨタ自動車との包括提携を発表。ビジネスチャンスが拡がるとの思惑が増幅する。今期予想PER10倍台と割安感があり、13週移動平均線がサポートしており、高値奪回から上値を伸ばすか注目したい。(N)

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