日東網は「軽石」対策銘柄として連想買い波及の見方、ニチモウ、前田工繊なども注目の余地

話題株

■赤潮回避の浮沈いけすや「宇宙ゴミ」収集装置開発にも取組むため連想

 日東製網<3524>(東1)は11月ゥ10日の前場、1489円(34円高)まで上げたあとも堅調に推移し、再び出直る相場になった。定置網、底曳・トロール網などの漁網、ネットのトップメーカーで、沖縄県などの港湾に漂着している「軽石」対策銘柄として連想買いが波及したとの見方が出ている。

 第1四半期の連結業績(2021年5~7月)が営業利益91%減だったため、株価は今ひとつの値動きを続けているが、「海洋環境の変化や漁業形態の進化に伴い、様々な用途で活躍できる製品を提供」(同社HPより)。台風の荒天や赤潮・濁水を回避する浮沈可能な養殖生簀(いけす)、さらには、JAXAと共同で「宇宙ゴミ」収集用のデブリ除去システムに用いる「導電性網状テザー」の開発に取り組んでいる。「軽石」対策銘柄としては、ニチモウ<8091>(東1)、前田工繊<7821>(東1)なども挙げられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る